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はじめに
テニスを始めたばかりの方や、久しぶりに再開した大人の方にとって、試合中に相手の頭上を越す「ロブ」は非常に効果的なテクニックです。特に40~50代の初心者にとって、ロブを正確に打てるようになることで試合の流れを自分に有利に進められることが増えます。しかし、初心者には難しいと感じることも多いでしょう。この記事では、ロブの基本からスライスロブ、スピンロブの打ち方まで、わかりやすく解説します。
ロブの基本:どんな場面で使うのか?
ロブは相手の頭上を高く越えるショットで、特に相手がネット際に出てきた時に使われます。相手の前進を阻止し、守備の時間を稼ぐための重要なテクニックです。さらに、正確なロブを打つことができれば、相手をベースライン付近まで下げ、自分が攻撃的な位置を取ることも可能です。
しかし、ロブを使うタイミングを間違えると、相手に簡単に打ち返されるリスクもあります。特に、浅いロブはスマッシュで返される危険が高いので注意が必要です。ロブの使いどころをしっかりと理解し、練習を重ねることが大切です。
スライスロブとは?その打ち方とコツ
スライスロブは、ラケットを斜めに振り下ろしながら打つことで、ボールに後ろ回転(スライス)をかけてゆっくりとした弧を描くショットです。スライスロブは相手がネット際にいるときに有効で、ボールが高く飛び、ゆっくりと落ちてくるため、相手にスマッシュを打たせるタイミングをずらす効果があります。
スライスロブの打ち方:
- ラケットを身体の前に構え、両足を肩幅に開く。
- ボールを少し遅めに捉えるため、後方で打つことを意識する。
- ラケット面を少し上向きにしてボールを打ちましょう。そして、下から上方向にボールを持ち上げるような感覚でフォロースルーしましょう。
- 相手の頭上を越す程度の高さでなるべく深くコントロールできるように、何球も打って感覚をつかみましょう。
スライスロブはスピンロブに比べてゆっくりとしたボールになるため、相手が返しにくいだけでなく、40~50代の初心者でも比較的簡単にマスターしやすいのが特徴です。しっかりと練習して、安定して打てるようにしましょう。
スピンロブとは?初心者にはハードル高め
次に紹介するのがスピンロブです。スピンロブは前回転(トップスピン)をかけたロブで、ボールが速く、弧を描きながらも相手のコートに急激に落ちます。この技術は、ボールが速く落ちるため、相手がスマッシュを打つチャンスを減らす効果があります。
初心者の方にはなかなかハードル高いですが、マスターするとかなり武器になります。
スピンロブの打ち方:
- ラケットを少し低い位置に構え、ボールを前で打つことを意識する。
- ラケットを斜め上に向けて振り上げ、ボールに前回転(トップスピン)をかける。
- 高い弧を描きつつも、相手の頭上を越えて急激に落ちるようなボールになるように、何球も打って感覚をつかみましょう。
スピンロブは、相手がベースライン付近にいる時に非常に効果的です。相手が後方で待っている状況でも、このショットを使用すれば、ボールの予測が難しくなり、相手の返球を困難にすることができます。初心者にとってはスライスロブよりも難易度が高いですが、スピンの感覚を身につけると、さらに効果的なプレーが可能になります。
ロブを打つときの注意点とよくあるミス
ロブは強力なショットですが、ミスが起こりやすい技術でもあります。特に初心者がよく犯すミスとしては、次のようなものが挙げられます。
- 高さが低い:まずはしっかり高さを確保するようにしましょう。高さがあるだけで相手は返球しづらくなります。
- ロブが浅すぎる:浅いロブは相手にスマッシュを許す原因になります。打つときには十分な高さと距離を保つことが重要です。
- 力任せに打つ:ロブは力ではなく、コントロールが重要です。強く打ちすぎるとアウトになりやすいので、軽く打つことを心がけましょう。
- タイミングが合わない:ロブはボールをしっかり見て、適切なタイミングで打つことが求められます。焦らず落ち着いて打ちましょう。
これらのミスを避けるためには、何球も打って感覚をつかむのが大切です。
まとめ
ロブは、初心者でも習得しやすく、試合で大きな武器となるテクニックです。スライスロブとスピンロブ、それぞれの特性を理解し、適切に使い分けることで、試合を有利に進めることができます。40~50代で始めた大人の方でも、練習で感覚を磨けば確実にスキルアップが可能です。テニス経験者相手でも有利にゲームを運ぶことも可能です。これを機にロブをマスターしてみませんか。