はじめに|「やる気はあるのに、集中できない日」ってありますよね
ギターを練習しようと構えてみたものの、
気が散ってしまって思うように手が動かない。
「今日こそ!」と思ったのに、
スマホを見てしまったり、なんとなく弾き出せなかったり…。
そんな日は、誰にでもあると思います。
私も何度も経験しました。
でも、「集中できない=ダメな日」ではありません。
ちょっとした工夫で、気持ちは切り替えられるもの。
この記事では、ギター練習に“集中”を取り戻すための5つのヒントをご紹介します。
どれも気軽に試せる習慣ばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。
① 練習前の「ちいさなルーティン」を決める
ギターを構える前に、何か“始まりの合図”のような行動を決めておくと、
頭と心の切り替えがうまくいきます。
たとえば私の場合は、
- 指をグーパー10回 ストレッチ
- 弦を1本ずつ鳴らして音を確かめる
- 深呼吸を3回して、背筋を伸ばす
この「準備の3分間」で、心が“ギターモード”に切り替わるんです。
② 時間をあえて区切る|15分×1本勝負がおすすめ
「1時間練習するぞ!」と意気込むより、
“15分だけ集中”の方が、不思議と気持ちが乗るんですよね。
ポイントは、タイマーを使って物理的に区切ること。
たとえ15分でも、区切られた時間だと集中しやすくなります。
「もう少し弾きたいな」と感じたら、あと15分追加。
それくらいが、ちょうどいいんです。
③ 練習内容を1つだけにしぼる
あれもやりたい、これもやらなきゃ、と思うと集中力がバラバラになります。
そんな時は、「今日はこのコードだけ」「このフレーズだけ」と決めてしまいましょう。
欲張らない練習は、“今日の達成感”をちゃんと感じられるというメリットもあります。
結果的に、それが「ギターって楽しいな」につながっていくんです。
④ 練習前に香りのスイッチを使う
集中力が続かない時、私は香りで気持ちを整えるようにしています。
- ペパーミント → シャキッと目が覚める
- レモングラス → 気分が前向きになる
- ユーカリ → 空気がスッと澄んだ感じに
アロマディフューザーがなくても、
ティッシュに1滴垂らして机の横に置くだけでOK。
香りのスイッチで、「よし、始めよう」の気持ちを後押ししてくれます。
⑤ “音を出さない”練習に切り替えてみる
どうしても集中できない時は、思い切って「音を出さない練習」に切り替えるのもおすすめです。
- コードチェンジだけ練習(無音)
- 左手だけの指トレーニング
- 曲の譜面をじっくり眺める
練習=音を出すこと、と思いがちですが、
集中力が低い日は静かな練習の方が合うこともあります。
「今日はこういう日」と割り切るのも、続けるコツですね。
まとめ|「集中できない時こそ、自分にやさしく」
ギターは趣味。
でもだからこそ、気持ちが乗らない時にどう向き合うかがとても大切です。
- はじめの小さなルーティン
- 15分だけ練習
- 練習メニューは1つに絞る
- 香りでスイッチを入れる
- 無音練習に切り替える
集中できない日は、無理に頑張らなくてもいい。
気持ちを整えて、また弾きたいと思える自分を待ってあげることが、いちばんの近道です。
